サービス内容
児童発達支援センターあゆむ
「あそび」や「日ごろの活動」の中に、子どもたち一人一人の成長をうながす機会がかくれている。
たとえば・・・。「砂場あそび」をイメージしてください。 子どもたちは、単純に「砂場であそびたい」という気持ちなはずです。 でも、その「砂場あそび」には、子どもたちを成長させるたくさんのことが隠れています。 外履きに履き替える、遊び道具を友だちと貸し借りする、〇〇の順番を守る、一緒に砂山を作る、水を流して川 を作る、雨のあとの砂の感触、いい天気が続いたあとの砂の感触、道具を片付ける、友だちと譲り合う、終わり の合図でもっとあそびたい気持ちを切り替えて教室に戻る、手を洗う・・・。 「砂場のあそび」だけでも、集中・感覚・コミュニケーション・気持ちの切り換え・認知力・妥協・約束・清 潔・きまり等、子どもたちを成長させる場面が隠れています。 このことは、園でも家庭でも、子どもたちの生活いたるところに隠れています。 私たちは、子どもたちの「やってみたい!」「楽しい!」という意欲が湧く活動を設定し、その活動を通して支 援をしていきます。 「子どもたち一人一人の特性※を活かす」「体の発達段階や心の発達段階の把握」「認知行動療法等の手法の活 用」等を通して、より効果的に課題へのアプローチをしていきます。(※私たちは、「特性」を本人の生きる武 器(アイテム)ととらえ、その特性を活かすことがより効果的な支援に結びつくと考えています。)
◆一日の流れ(基本案)
◆年間の主な行事(例)
放課後等デイサービスあゆむ
就労を意識する場 生活を通した学習の場 興味・関心がある活動を通した学びの場
対象
特別に支援が必要なお子さん(定員10名)
特別支援学校高等部生・・・若干名
小学生・特別支援学校小・中学部生・・・若干名
不登校生徒・・・若干名
支援内容
~特別支援学校高等部生~
主に6次産業※を活かし、興味・関心に応じた支援活動 ※第一次産業+第二次産業+第三次産業=6次産業
□地域交流スペースでの接客等(第三次産業)
□飲み物・軽食等の準備等(第二次産業)
□調理材料の栽培管理・ガーデニング等の園芸作業等(第一次産業)
□学習支援 □興味・関心を活かした活動支援
地域に特別支援学校が整備され、子どもたちは、ようやく地元で学習できる環境になりました。教育環境が整備された一方で、地域の体制は理解や受け皿等の課題へのアプローチはこれからです。 そこで、就労を目前にしている子どもたちの活き活きとした余暇活動を通し、就労へのステップや地域生活の素地づくり、そして、子どもたちの特性の理解が深まる地域交流につながる支援内容を設定しました。 施設環境として、子どもたちの活き活きとして姿を引き出すため、多様な特性のある子どもたちに対応しやすい「6次産業」を視野に入れた環境を設定しました。 地域の方々との交流はもちろん、地域の事業主さんの交流の場としても交流スペースを活用していただき、子どもたちががんばっている姿を見ていただいたり、コミュニケーションを互いに楽しむ場になればと考えます。
~小学生・特別支援学校小・中学部生~
□余暇活動を通した学習支援等
□余暇活動を通した自立活動支援等
□翌日の学校生活につながる放課後へ
□体験活動を通した休業中の生活
「やりたいことを自分で考え決定する」ことは、「意欲的」な活動に結びつきます。そしてその活動は、「達成感」として「さらなる意欲」につながり、「またやってみたいというやりたいことを自分で考己決定する」ということにつながっていきます。つまり、自己決定→意欲的な活動→達成感→自己決定というサイクルを通して、いかに具体的な事象からの学びを定着させて、いかに実際的な生活に汎化していくかが大切な時期であり今後の成長の素地になっていきます。 放課後や学校が休業中の生活を通した支援を通し、学校のカリキュラムにある生活単元学習や自立活動分野に関連した活動を取り入れて、子どもたちの興味・関心がある活動を活かしながら子どもたちのより効果的な成長につなげていきたいと考えます。
~学校に通えなくなっている子~
□興味・関心を活かした活動支援等
□学習支援等
子どもたちは、心にかざぐるまをもっています。かざぐるまは、いくつかの羽があり、そのどれか一つにでも風が当たれば、かざぐるまは回り出します。もし、私たちの支援活動が、子どもたちの心のかざぐるまのどれか一つの羽に当たって回り出すのであれば、私たちはその風になりたいと考えます。 子どもたちの興味・関心のある活動があれば、それを楽しみに通ってほしい。その活動を通して、将来の進路やそのための学習への意欲につながってほしい。子どもたちのかざぐるま(子どもたちの生活)が回り出す、そんなお手伝いができればと考えます。
【地域の方々と共に】
子どもたちの活動する姿が、地域を変えていく。理解を深めた地域が子どもたちを包み込んでいく。私たちは、そんなひとときを作るお手伝いをしたいと考えます。 子どもたちのとの楽しい会話がはずむサロンで過ごすひととき。キッチンに目を移せば、楽しみながら丁寧に軽食を準備する子の姿。窓越しに見える園庭では、黙々と植物の世話をする子の姿。そんなひとときを過ごせるすてきな椅子にどうぞおかけください。子どもたちと一緒に紡ぐ物語がお待ちしています。
保育所等訪問支援事業所あゆむ
子どもたちの成長を一緒に支えていきます
◆保育所・幼稚園等
□受給者証がある子どもさんのケース 保護者と当該園さんの了解のもと、地元の園を訪問させていただいて支援を行います。
障がい児相談支援事業所あゆむ
お気軽にご相談ください
あゆむでは、障害児相談支援事業所も設置しております。養育、かかわり方、サービスの利用、情報取集等、お気軽においでください。交流サロンでの、同じ悩みやかつて悩んだことがある保護者の方々との相談もおすすめです。